勉強中に足元が寒い!効率よい学習環境を作るための防寒対策

Edv Magazine 編集部

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勉強中に足元が寒い!効率よい学習環境を作るための防寒対策

寒い冬には足元や手先の冷えがつらく、なかなか勉強に集中できないということがあります。寒さに負けないために暖房をつけると、今度は暖かくて頭がボーっとしたり、居眠りをしたくなる、という悪循環に陥る人もいるのではないでしょうか。

勉強中には正しい防寒をすることで体全体の冷えを解消できるほか、集中力をアップさせることも可能です。そこで今回は、足元を温めるおすすめグッズや勉強に集中できる寒さ対策、体を内側から温める飲み物などを紹介します。

勉強中に寒さ対策は必要?

暖かい部屋にいるとなんだか頭がぼーっとしてしまいますが、逆に寒ければ目が冴えて勉強が捗るのではないかと思う方もいるかもしれません。確かに、暖めすぎは集中力の低下などを招く可能性がありますが、反対に寒すぎる環境も学習効率を下げる原因となってしまいます。

また体温の低下は免疫力の低下にもつながるので、インフルエンザや風邪の流行る時期に身体を冷やすことは危険です。また、あまりにも寒いと手がかじかんでしまい、勉強がはかどらないことも。正しい寒さ対策をすることで、体調を整え、集中力をアップさせることができるのです。

参考:勉強中に眠いと感じるのはなぜ?眠気を吹き飛ばす9つの方法

勉強がはかどる暖の取り方

寒い時期に集中して勉強ができる環境を作るには、次のポイントを押さえて暖を取ることを心がけましょう。

部屋全体を暖めすぎない

暖かさで眠気が襲ってくる、集中力が低下してしまうのは、身体全てが温まっている状態のときです。つまり、部屋全体を暖めすぎると体もポカポカになり、学習効率が悪くなってしまいます

また、エアコンを長時間つけていると部屋が乾燥し風邪などを引きやすくなる、電気代がかさむなどのデメリットもあります。寒さ対策をする際は、部屋全体を暖めすぎないことを意識してみてください。

お腹と足元の温めは必須

足元の冷えは体温の低下につながりますし、冷えが気になって勉強に集中できないという人もいます。また、お腹が冷えてしまうと腹痛を引き起こす、体温が下がる、内臓の動きが悪くなるなどのトラブルが起こることも。

部屋全体の温度がそこまで高くなくても、お腹と足元がしっかりと温まっていれば、体が寒さを感じることもあまりありません。防寒具や温かい飲み物で体を芯から温めることも大切だといえます。

「頭寒足熱」を取り入れる

頭寒足熱(ずかんそくねつ)とは、書いて字のごとく、頭を冷やし足を温めることをいいます。寝るときに実践すると頭を休め、体がリラックスして快眠できるといわれている頭寒足熱ですが、実は学習効率アップにも効果が期待できます。

頭は温めずシャキっとさせ、足元はポカポカと温かくすれば、体は寒さをあまり感じず、快適に勉強に集中できます。健康によい頭寒足熱を、ぜひ勉強の際にも意識してみてください。

足元の寒さ対策に!おすすめグッズ5選

勉強の際には足元の寒さ対策が重要です。ここからは、足元の寒さ対策におすすめのアイテムを紹介します。

①もこもこ靴下

防寒には暖房器具を使用するのも1つの方法ですが、「着こむ」ことも大切です。もこもこの靴下は通常の靴下よりも温め効果が強いため、履いているだけで寒さから守ってくれます。デザインも豊富ですので、好みの長さ、柄のものを探してみてもよいでしょう。

もこもこ防寒靴下 3足セット

②フットウォーマー

フットウォーマーは足元専用のホットカーペットのようなものです。カーペット状のものもありますが、足をすっぽりと入れるタイプのもの、スリッパ型のものなど形はさまざまで、温度調節ができるものもあります。

どういった形でも足元をしっかりと温めてくれますが、スリッパタイプでモバイルバッテリーを使用するものは履いたまま歩くこともできるのでおすすめです。

USBフットウォーマー

③デスクヒーター

机で使うことを想定して作られたデスクヒーターは、独特な形状が特徴的です。ストーブやエアコンなどとは異なり、遠赤外線の力で机周辺を温めてくれるので、温風による乾燥も防げます

遠赤外線デスクヒーター

④パネルヒーター

パネルヒーターも、デスクヒーターと温め方は同様ですが、一枚ものをデスクヒーター、足元を囲ってくれるような三面のものをパネルヒーターと呼ぶことが多いようです。パネルヒーターは使わないときに折りたためる点も便利です

四面、五面のパネルヒーターは机以外の場所でもコタツのように使用できるので、テレビを見たりゲームをしたりするリラックスタイムにも活躍してくれるでしょう。

パネルヒーター

⑤靴下に貼るカイロ

カイロでお腹や背中を温めるように、足元にもカイロを使うのもおすすめです。最近は靴下に貼るカイロも販売されているので、足先にペタっと貼って、つま先の冷えを防止するとよいでしょう。

貼るカイロ くつ下用

体全体を温めるアイテム5選

続いては、体全体を温めるのにおすすめのアイテムを紹介します。頭をシャキっとさせながらも寒さによる集中力低下を防ぐには、次のような防寒具を取り入れるとよいのではないでしょうか。

①カイロ

電化製品を使わずに暖を取るのであれば、やはりおすすめはカイロです。カイロにも貼るタイプ、貼らないタイプ、充電式で繰り返し使えるタイプとさまざまなものがあります。貼るタイプはお腹や背中に貼ることで体全体を温めてくれますし、貼らないカイロ、充電式のカイロは手がかじかんでいるときに重宝するでしょう。

貼るカイロ

②腹巻や吸湿発熱素材の下着

腹巻はお腹を直接温めてくれるので、勉強中はもちろん寝るときなどにも活躍してくれます。また、UNIQLOのヒートテックなどをはじめとした吸湿発熱素材を使用した下着は、薄手ながらもしっかりと体を温めてくれるのでおすすめです。自宅での勉強の際はもちろん、塾や学校、カフェなど外出時にも身に付けられるのが嬉しいですね。

シルク100% 腹巻

③電熱ベスト

電熱ベストは、充電式の電池でベスト内に搭載されたヒーターを加熱させるものです。お腹、背中に多くのヒーターが入っているので、上半身をしっかりと温めてくれます。ダウン素材でヒーターがオフの状態でもじゅうぶんに温かいですし、軽い素材なので外出時の防寒にも最適です。

電熱ベスト

④ブランケット(ひざ掛け)

太ももからふくらはぎまでをしっかりと覆い温めてくれるブランケットも、防寒対策におすすめです。足元だけでなく肩からかけることもでき、軽いので学校にも持って行けます。ブランケットにもさまざまな素材、サイズ、デザインなどがありますので、好みのものを選ぶとよいでしょう。

フリースブランケット

⑤着る毛布

手と首を出す穴のある着る毛布なら、体全体を覆ってくれ温め効果抜群です。ブランケットのように勉強中に落ちてしまうこともないので、集中力アップにもつながるでしょう。就寝時に使えば、寝返りを打っても毛布が脱げる心配がありません。

着る毛布

集中力のアップする飲み物で内側から温めよう

体を温めるには外からのアプローチももちろん大切ですが、内側から温めるのも効果的です。集中力アップが期待できるホットドリンクを飲んで、温まりながら学習効率を上げていきましょう。

①紅茶

紅茶に含まれるカフェインやL-テアニンは、集中力アップに効果があるといわれています。また、レモンティーやミルクティー、ストレートティーと飲み方もさまざまです。休憩時にははちみつやお砂糖を加えたホットティーで、糖分も補給するとよいでしょう。

②緑茶

緑茶も紅茶と同じく、カフェインやL-テアニンが含まれており、集中力アップはもちろん、リラックス効果も期待できます。緑茶はティーパックもよいですが粉末のものだと、よりお茶感の濃いものを楽しめます。

③ほうじ茶

ほうじ茶もテアニンが含まれているので、集中力を高めながら学習に取り組むことができます。紅茶や緑茶はカフェインが含まれているので、その後眠れなくなってしまう可能性があるため夜の学習時にはあまり向きません。夜に集中力が欲しいときには、ほうじ茶を飲むとよいでしょう

④ココア

ココアはホットミルク同様、寝る前にリラックスする飲み物というイメージが強いですが、血流を促進してくれるポリフェノールやテオプロミンが含まれているので、脳の血行促進に効果が期待できます。頭がよく働くようになることはもちろん、リラックス効果もあり、長時間の勉強の手助けをしてくれます

⑤コーヒー

コーヒーといえばカフェインですが、カフェインは集中力アップ、記憶力アップに貢献します。頭がボーっとしたり眠気が強くなりそうなときには、コーヒーを飲んで気持ちを切り替えるとよいでしょう。コーヒーには利尿作用がありますし、カフェインは睡眠の妨げになりますので、飲みすぎには注意してください。

まとめ

今回は、勉強中の足元や体の防寒対策について紹介しました。温めすぎもよくありませんが、勉強中に寒いのは体調不良を引き起こすことはもちろん、学習効率を下げることにもつながります。電化製品や着るアイテムを活用し、正しい方法で足元や体を温め、「頭寒足熱」を意識しながら防寒対策をしていってください。

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