フィリピン留学の特徴やメリットは?語学学校の選び方とポイントも解説

Edv Magazine 編集部

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フィリピン留学の特徴やメリットは?語学学校の選び方とポイントも解説

東南アジア唯一の英語公用語であるフィリピンは、日本の主要都市から約4時間で渡航できる国です。近年、短時間で行ける語学留学先として注目を集めています。

一般社団法人海外留学協議会の日本人留学生数調査によると、日本からフィリピンへの留学者数は、2017年は6,755人、2018年は8,232人と年々増えています。

今回は、フィリピン留学の中でも人気の高いセブ島留学を中心に語学学校の選び方だけでなく、留学の流れや成功ポイント、コロナ禍の現地情報などを紹介します。

フィリピン留学の特徴

留学者数が多いセブ島や首都マニラを中心にフィリピン留学の特徴について解説します。

欧米よりも留学費用が安い

フィリピンは欧米と比べて物価や人件費が安いため、留学費用も比較的安いです。CEBU21の調査によると、4週間留学した場合の入学金・学費・滞在費の平均費用は、フィリピンが175,000円、オーストラリアが302,000円、イギリスが421,000円となっています。

また日本とフィリピン主要都市間の往復航空券は40,000円〜70,000円の価格帯で手配できます。日本−欧米間の相場は100,000〜150,000円ほどですので、およそ2倍近い差があります。

長期留学よりも短期留学が主流

フィリピンは1週間や2週間といった短期留学プランの種類が豊富です。時間や金銭的に1ヶ月以上の留学は難しいけれど、短期で英語を集中して学びたい方におすすめです。

マンツーマン授業

フィリピンの留学者向けの英語授業は、グループ制のクラスではなく、マンツーマン授業が基本です。個人のレベルに合わせてカリキュラムをカスタマイズするスクールも多いので、満足度が高い傾向にあります。

「IT×英語」の語学プログラムに強みがある

セブ島はリゾート地として有名ですが、日本やアメリカのIT企業が進出しているフィリピン経済特区・ITパークがある先進的なエリアでもあります。英会話だけでなくプログラミングやWeb関連の知識を習得できる、「IT×英語」を掛け合わせたプログラムが充実しているのが特徴です。

アジア圏の留学生が多い

近年、日本からフィリピンへの留学者も多いですが、フィリピンへのフライト時間が比較的短いアジア圏の留学生も増加傾向にあります。特に韓国は、フィリピン国内に韓国人が経営する語学学校が多いこともあり、アジア圏のなかでも留学生がもっとも多いといわれています。また経済発展が著しいベトナムでは英語のニーズが高まっていることもあり、近年ではベトナム人留学生も増えています。

フィリピン留学のメリット

フィリピン留学を検討するうえで知っておきたいメリットを紹介します。

語学学校の選択肢が多い

フィリピンには数百の語学学校があり、日本人や日本企業が経営する学校も数多くあります。またセブ島だけでも100校以上あるといわれています。数が多いぶん、学費が低く抑えられており、さまざまな特色をもった学校があります。

英語初心者でも心配ない

フィリピンへの留学者には「これから英語を身に付けていきたい」初学者が多いため、どのスクールも英語初心者向けのカリキュラムが整っています。英語に自信がない方でも安心してチャレンジしやすい環境です。

マリンアクティビティを楽しめる

西太平洋に浮かぶフィリピンは約7,000の島で構成されています。周りが海に囲まれているので、ビーチリゾートとして人気です。留学生も週末や学校卒業後の余暇を利用してサーフィンやシュノーケリングなどマリンアクティビティを楽しむことができます。

フィリピン留学のデメリット

もちろんフィリピン留学はメリットばかりではありません。留学を検討するうえで知っておきたいデメリットも紹介します。

英語を使う機会が減ってしまう可能性がある

フィリピン国内には日系企業が運営する語学学校も多く、学校によっては日本人留学生の割合が多くなります。日本人との交流が多くなってしまうと授業以外で英語を使う機会が減ってしまい、実践の場が減る可能性があります。

遊びの誘惑が多い

フィリピンにはセブ島をはじめとするリゾート地が多数存在します。首都マニラには繁華街も多く、夕方以降の時間帯に遊べるナイトスポットも多数あるので、遊びに誘惑されやすい環境です。留学期間中はオンオフをうまく切り替えながら語学に注力していきましょう。

滞在先によって近隣の治安が悪い場合がある

外務省海外安全情報のページによると、セブ島やマニラといったフィリピンの主要エリアにおいて、日本人がひったくりなどの被害に遭う事件が発生しています。安全に過ごすためにも滞在先の治安について語学学校から情報を得て、現地のルールに従うようにしましょう。

語学学校を選ぶポイント

フィリピンには数百の語学学校があり、セブ島だけでも100校以上あるといわれています。それだけ数があれば玉石混交。貴重な時間とお金を費やすフィリピン留学を有意義なものにするために、語学学校を選ぶポイントを紹介します。

授業スタイル

授業スタイルにはグループ授業とマンツーマン授業の2種類があります。「英語の勉強に集中したい」方はマンツーマンで授業を受けられる語学学校がおすすめです。ほかにも一部の語学学校では、朝から夜まで英語漬けのコース、親子やファミリーで受けられる授業など一風変わったコースもあります。

特別カリキュラム

フィリピンの語学学校にはそれぞれ特色があります。とりわけ注目したいのが、授業とは別枠で設けている特別カリキュラムです。スピーキングやリスニングといった分野別の弱点克服に特化したもの英語資格対策に特化したものなどがあります。ほかにも自分の目標に合わせたプログラムをオーダーメイドできる語学学校もあります。

特徴で選ぶ!学校情報 :フィリピン留学・セブ島留学のページでは、それぞれの特色に分けた学校を確認できます。

ネイティブ講師

セブ島をはじめするフィリピン国内の語学学校には、フィリピン人講師のみで構成されている学校と、英語ネイティブ講師もいる学校があります。フィリピン人講師の場合、学校や先生のレベルにもよりますが、フィリピン訛りのある英語を話す場合があります。欧米出身や在住歴の長い英語ネイティブ講師がいる語学学校だと、その心配もありません。

日本人留学生の比率と日本人スタッフの状況

フィリピン国内には、日本人が経営している語学学校があり、中には日本人留学生の比率が高い学校もあります。フィリピン留学センターのサイトには、学校の詳細ページに「日本人率」が掲載されているので参考にするとよいでしょう。あわせて語学学校に常駐する日本人スタッフの有無をチェックすることもおすすめします。

滞在先の周辺環境

滞在先の寮やホテルなどの環境を調べるだけでなく、自分の身を守るためにも通学や買い出しで行き来する滞在先周辺の環境を調べておきましょう。特にマニラの場合、セブやバキオより治安が比較的良くないといわれています。外務省の海外安全ホームページで最新の治安情報をチェックしておきましょう。

フィリピン・セブ島でおすすめの語学学校3選

フィリピンの語学学校には日本人のニーズに則したカリキュラムや施設が用意されているところも多く、安心して過ごせます。今回はそのなかで特徴の異なる3つの学校を選んでみました。ぜひ学校選びの参考にしてください。

MeRISE English Academy

MeRISE English Academyは、留学や英語スクール事業を展開するMeRISE(ミライズ)株式会社が運営する語学学校です。もともとフィリピン唯一の社会人専門語学学校であったことから、ビジネス英語の授業に強みをもっています。現在の生徒対象は幅広く、生徒一人に固定の担任をつけるコアティーチャー制度が好評です。

SMEAG スパルタキャンパス

SMEAG スパルタキャンパスは、平日朝7時から21時までリスニングやライティングなどの授業(※途中、3回の食事や休憩もあり)が展開されています。週の半分以上が外出・外泊が禁止されており、スパルタな環境で英語力を磨きたい方におすすめです。

Kredo

Kredoは、ITやプログラミングを英語で学べる学校です。日系企業で唯一フィリピン政府に公認されており、埼玉大やベネッセなどとの提携実績もあります。将来のキャリアとしてIT系を考えている方におすすめです。

留学前にしておきたいこと

フィリピン留学が決まったら渡航前にやっておきたいことを3つ紹介します。

予防接種

海外で病気や感染症に罹ると、医療費が想定外の出費となり各種手続きが面倒になるだけでなく、せっかくの留学を中断せざるを得なるケースもあります。あらかじめ防げるリスクは防いでおくために予防接種を済ませておきましょう。

フィリピン留学では、次の5種の予防接種を推奨しています。

  • 狂犬病
  • A型、B型肝炎
  • 日本脳炎
  • 破傷風
  • 麻疹(=はしか)

日本渡航医学会の国内トラベルクリニックリストに、各種予防接種に対応したクリニックのリストが都道府県別にまとまっているので、お住まいの地域の情報をチェックしておきましょう。

語学学校への申込み

基本的にオンラインで語学学校への申し込みが可能ですが、未成年者の場合は保護者の同意書が別途必要です。語学学校によっては学校側が発行した合意書への署名や捺印を求められるので、申し込みに関して必要な書類を予め確認しておきましょう。

パスポート・ビザの準備

パスポートの残存期間が滞在期間分あるかどうか確認します。ただ滞在期間分ギリギリだと、天候不順やトラブル等で滞在延期が余儀なくされた場合に手続きが面倒になります。パスポートの有効期限が迫っている場合は、最寄りのパスポートセンターで更新するほうが無難です。

またフィリピンでは30日以内の留学の場合、ビザのひとつである「特別就学許可証(SSP)」が必要です。発行手数料は6,000ペソ(約13,000円)で、有効期限は半年間と定められています。

31日以上の滞在の場合は、観光用ビザ(30日以内は取得不要)の手続きが必要ですが、こちらは現地学校で対応可能です。

【参考】コロナ禍におけるフィリピン留学の現状と取り組み

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、フィリピン留学が今後どうなっていくか気になる方もいることでしょう。現地のコロナ禍に関連した留学の取り組みについて紹介します。(※2020年6月10日時点)

セブ島留学生が帰国できないケース発生

2020年3月、セブ島に離着陸する国際線の運航停止や減便により一部の留学生が日本へ帰国できないケースが発生しました。その後フィリピン航空の計らいで臨時便により留学生は日本へ戻れました。

※参考:取り残されたセブ島の日本人 新型コロナで封鎖のフィリピンで(ニューズウィーク日本版)| Yahoo!ニュース

『フィリピン留学者救済プラン』を提供する企業も

セブ島の英語留学スクールを運営するMeRISE(ミライズ)株式会社では、フィリピン留学が中断され帰国を余儀なくした方と、留学キャンセルとなった方を対象に『フィリピン留学者救済プラン』を開始。先着50名を対象に東京・神奈川の校舎にて英会話レッスンを無償提供しました(※現在募集はクローズ)。

オンラインIT留学サービスをスタート

Kredoでは、新型コロナウイルスの影響により留学が困難な方向けに『Kredo IT留学オンライン』をスタートしました。日本から現地のオンライン授業を受けられるサービスです。

フィリピンの最新情報をチェック

フィリピン留学を計画している方は、下記のサイトで最新情報をチェックしておきましょう。

まとめ

セブ島を中心としたフィリピン留学の特徴や語学学校の選び方を紹介してきましたが、いかがでしたか?国際情勢の変動や感染症等の影響で留学にも影響が出ていますが、フィリピンは日本から近く英語を学ぶうえでコスパのよい環境であることには変わりません。英語を身に付けたい方、将来海外で働きたい方はぜひフィリピン留学を検討してみてください。

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