留学先にカナダを選ぶ人は多く、2018年度には日本から10,035人がカナダに留学しています。これは日本の留学生全体の8.7%を占め、アメリカ、オーストラリアに次いで3番目です。
今回は、カナダの基本情報や、留学をするまでのステップ、必要な費用、メリット・デメリット、おすすめの大学を紹介します。
カナダの基本情報
まずはカナダの基本情報について解説していきます。
面積・人口
カナダは、ロシアに次いで世界第2位、日本の約27倍の面積を誇る国です。人口の80%程度がトロント、モントリオール、バンクーバーなどの大都市に集中し、移民を積極的に受け入れる政策を行っていることから多国籍な国として知られています。
公用語
公用語は、英語とフランス語です。トロントやオタワなど、ヨーロッパ統治が行われていたエリアではフランス語が多く使われています。また、元々イギリス植民地であったビクトリアを中心に、イギリス英語を使用するエリアもあります。
通貨
カナダドル($、C$)が使用され、補助通貨としてセント(¢)があります。1カナダドルは約75~85円程度です。日本と比較して物価相場は1~2割程高く、外食や家賃相場は高い一方、公共交通機関の運賃は安めなど差があります。
時差
エリアによって異なりますが、日本とカナダの時差は12.5時間~17時間です。移動にかかる時間は、成田や羽田からバンクーバーまでの直行便で約10時間、トロントやモントリオールなど乗り継ぎが必要なエリアに行く場合は約13時間です。
気候
西海岸のエリアは気候が安定していて、夏は25度前後、冬は5度前後と過ごしやすい環境です。反対に東海岸は冬の寒さが厳しく、氷点下の気温になることも珍しくありません。訪れるエリアごとに、季節ごとの平均気温を調べておきましょう。
カナダ留学のメリット
カナダに留学するうえで知っておきたいメリットを紹介します。
多様な文化に触れられる
世界中から移民を受け入れる政策を取っているため、多様な文化に触れることができます。ヨーロッパ統治時代の名残をとどめるモントリオール、元々イギリス植民地であったビクトリアなど歴史が色濃く街並みに反映されており、価値観や人種の多様性を尊重する文化が根付いています。
教育レベルが高い
U.S. News & World Report L.Pというメディアの調査において、カナダが国別教育ランキング1位になるなど、世界的にも高い評価を得ています。その背景には初等教育から中等教育において子ども一人ひとりの志向に応じた柔軟な教育システム、国ではなく州が主導して地域の特性にあった教育方針を示していることにあります。
訛りのない英語が身に付く
カナダは地理的にアメリカ合衆国に近いこともあり、訛りが少なくアメリカ英語とほぼ変わりません。イギリス植民地であったビクトリアなどではイギリス英語を使用することもありますが、エリアによる差が少ないのも特徴です。
カナダ留学のデメリット
カナダに留学するうえで知っておきたいデメリットを紹介します。
日本人が多い
留学先としても観光地としても人気の高い国であるため、学内の20%程度が日本人という語学学校もあります。日本語が通じるレストランやショップも多く、環境によっては日本語ばかり使用してしまってなかなか英語が身に付かない可能性もあります。
とても寒い時期がある
東海岸の冬は寒さが厳しく、氷点下を記録することも珍しくありません。積雪が多いため、防寒には相当の準備が必要です。日照時間も短くなり外出がしづらくなりますので、アクティビティ重視の留学をしたい場合は時期やエリアをよく検討するようにしましょう。
物価が高く費用がかさむ
大都市であるほど物価が高く、特に外食費や家賃がかさむ傾向にあります。シェアハウスやホームステイ先の費用も家賃相場に影響を受けますので、滞在先は複数の比較をすることをおすすめします。
カナダ留学の種類
カナダへの留学にはさまざまなパターンがあります。それぞれの特徴を見極めて最適な留学スタイルを選びましょう。
交換留学
交換留学は、在籍している国内の大学が提携している海外の大学へ留学するスタイルです。大学に籍を置いたまま留学ができ、カナダで取得した単位が日本でそのまま互換単位として認定されたり、留学費用を大学が一部負担してくれたりするケースがあります。
一方、留学先の選択肢は提携先の学校しかないため、自分で学校を選んだりカリキュラムを決めるような自由度は低くなります。単位取得状況や語学試験の結果に応じて学内選考を行う場合もありますので、交換留学を希望する場合は早めに学内の相談窓口にて情報収集を始めましょう。
認定留学
認定留学は、カナダで得た単位を日本の大学の卒業単位として認定してもらうスタイルです。自分で学校やカリキュラムを決められる自由度の高さと、休学扱いにならないため卒業年度に影響が出ずに済むというのが特徴である一方、留学費用は基本的に全額自己負担となります。
休学留学
休学留学とは、日本の大学を休学して留学するスタイルです。自分のやりたいことや学びたいことに合わせて自由に学校や時期を選ぶことができるのが最大のメリットです。大学の休学期間が学期単位であるため、半年もしくは1年間単位の長期で留学に出る人が大半です。その分卒業は遅れてしまいますが、カナダで自由にじっくり学びたい人にはおすすめです。
短期留学
短期留学は、夏休みや春休みなどの長期休暇を利用して留学するスタイルです。1週間~3ヶ月程度の短期間で行うため、語学力の短期集中強化や、カナダの文化や自然に触れることを目的としている人が多いです。プログラムによっては比較的安価で留学できるほか、自然体験や観光などのアクティビティも充実しているのが特徴です。
ダブルディグリー留学
ダブルディグリー留学は、日本の大学に籍を置いたまま留学し、日本の大学とカナダの大学どちらにおいても単位の取得ができるスタイルです。2年以上の長期に渡って現地学生と共に専門分野を学ぶため、相当の語学力が必要ではありますが、同時に2つの大学を卒業することができます。
ワーキングホリデー
ワーキングホリデーは最大1年間、カナダで自由な学びを得られるスタイルです。学校に所属して学びを深める、現地の語学学校へ通う、アルバイトやフルタイム就労をしながら海外就職を目指すなど、内容は自由に決めることができます。
ただし、カナダのワーキングホリデーには定員が設けられています。定員以上の申し込みがあった場合は抽選になる可能性もありますので、日本ワーキングホリデー協会のサイトで最新情報をチェックしておくようにしましょう。
カナダに留学するまでのステップ
実際にカナダへ留学するまでにやっておくべきステップを解説します。
留学の目的を設定する
まずは、留学の目的を設定します。カナダで何を学びたいのか、どんな経験を得たいのか、カナダでないと学べないことは何か、留学をすることで自分が何を得ようとしているのかよく考えましょう。
留学する学校を選ぶ
カナダの学校は、語学学校、カレッジ、大学と大きく3つに分かれます。
「語学学校」は、短期から長期まで自分に合わせたスケジュールが組みやすく、語学力を身に付けることに特化した学校です。
「カレッジ」は、日本でいう専門学校や短大のような実践的技術を学ぶことの多い学校で、就労経験を積むために企業とタイアップしたプログラムが豊富に用意されているのが特徴です。
「大学」は、学部制が導入されている日本のように、各専門分野に分かれて学びを深めていく場です。研究色の強い分野から実学に重きを置く分野までさまざまで、高い教育レベルのなかで学問を深められます。
留学する学校を選ぶ際は、各学校のサイトをチェックするのはもちろん、カナダに詳しい留学エージェント、学校の留学センターの相談窓口を利用して比較検討するのがおすすめです。
申し込みに必要な試験を受ける
希望する学校に合わせて、申し込みに必要な試験を調べて受験します。学校だけではなく留学の種類によって必要な試験が異なる場合もありますので、早めに調べておきましょう。
カナダの学校はIELTS、TOEIC、TOEFL、SSATなどのスコアで評価するのが一般的で、なかには基準点数を上回らないと申し込めない学校もあります。交換留学であれば単位の取得状況を鑑みて学内選考が行われる可能性もありますので、留学に関係のない授業であっても手を抜かないようにしましょう。
学校に申し込む
必要書類を調べ、申し込みを行います。各種試験の成績や、大学が発行する成績証明書、在学証明書もしくは休学証明書など、取り寄せに時間がかかる書類もありますので早めの準備を心掛けます。
なかには、留学費用を支払う力があることを証明するために、家庭の財政状況を証明する書類が必要になる可能性もあります。保護者や留学センター職員の協力を仰ぎながら進めましょう。
留学費用を納入する
学校への申し込みが受理されたら、留学費用を納入します。納入のタイミングは留学プログラムや留学先の学校によって異なりますが、申し込みが受理されてから、実際にビザを申請して渡航手続きを行うまでの間に設定されていることが多いです。
万が一納入期限に間に合わなかった場合は、留学が取り消しとなる可能性があります。期限の管理には十分注意し、複数人でチェックするようにしましょう。
パスポート・ビザを取得する
パスポートの申請は、住民票の登録をしている都道府県のパスポートセンターにて行います。一人暮らしをしていて住民票を移していない学生などが、居所申請を行うことによって住民票とは別の都道府県にて申請することもできますが、在学証明書やアパートの賃貸契約書などが別途必要になる可能性もあります。申請から受け取りまでの間に6営業日が必要ですので、早めに手続きを行いましょう。
6ヶ月以上の就学を目的としてカナダに渡航する場合は、学生ビザの申請も必要です(滞在期間6ヶ月未満は不要)。申請から発行まで最大4ヶ月以上かかることがあるので、遅くとも渡航予定日の4ヶ月前には申請を完了させておきます。
渡航手続きをして出発
留学保険への加入や、航空券手配、滞在先の選定を進め、渡航の準備をしていきます。日本から持っていく教材や資料、生活費や交通費などの資金も用意します。渡航日が近づいてきたら、荷物をパッキングしたり現地の連絡先を整理したりして細かい準備も行います。
カナダ留学にかかる費用
カナダ留学にかかる費用は、学校やプログラムによって幅があります。ここでは、出発前にかかるものと留学中にかかるものとに項目を分けたうえで解説していきます。
【出発前】英語能力試験や出願にかかる費用
IELTS、TOEIC、TOEFL、SSATなど英語能力試験の受験費用や、各種証明書を取り寄せるための収入印紙代、手数料など、留学の申し込みをするためにかかる費用です。
英語能力試験の結果で一定の基準を設けている学校やプログラムに申し込む場合は、基準を上回るまで複数回受験する必要もあります。一発合格できなかったときのことを想定し、余裕をもった金額を準備しておきましょう。
【出発前】往復渡航費
日本とカナダの往復にかかる費用です。オフシーズンにLCC等の格安航空会社を選択した場合で片道約6万円程度必要です。夏休みや年末年始などトップシーズンの場合、片道10万円程度かかる可能性もありますので、渡航時期の相場を調べておくことをおすすめします。
【出発前】海外留学保険料・健康診断料
留学の申し込みをしたら、海外留学保険の加入や健康診断の受診もしておきましょう。
海外留学保険は、留学先で怪我や病気をしたときの治療費や、人の物を壊してしまったときの賠償費、スマートフォンやカメラなど高額なものを破損紛失してしまって修理費が必要になったときなどに役立ちます。万が一のトラブルに備え、必ず加入しておきましょう。
また、留学先の学校によっては健康診断の結果が必要になります。カナダに留学する場合、カナダ大使館指定の病院で受診し、結果が出るまでに6週間程度かかる場合がありますので、期間に余裕を持って早めに受診します。
【出発前】パスポートやビザなど諸手続き費用
渡航に必要なパスポートやビザを取得するための費用です。12歳以上の人が5年間有効なパスポートを取得する場合は11,000円、20歳以上の人が10年間有効なパスポートを取得する場合は16,000円必要です。
カナダ留学で6ヶ月以上滞在する際に必要となる学生ビザは、申請料が150ドル、個人識別情報 (バイオメトリックス)の登録料が85ドルです。申請完了まで最大4ヶ月程度かかる場合がありますので、こちらも早めに準備しておきましょう。
【出発前】学費
現地の学校に支払う学費です。教科書やタブレットなど教材にかかる費用のほか、ゼミや実地研修に参加する際にかかる費用などさまざまです。現地の学校への入学金や、日本の大学の休学費が必要になるケースもあります。
カナダの場合、どれくらいの期間留学するかに加え、通う学校のタイプによって費用が大幅に変わります。語学学校に1ヶ月留学する場合は8~15万円程度が相場ですが、大学に1ヶ月留学する場合は20万~40万円程度必要です。
【留学中】居住費・滞在費
カナダの場合、滞在中は学校の寮で過ごすか、ホームステイをするか、ルームシェアをするのが一般的です。寮の場合は1ヶ月10万円~20万円、ホームステイの場合は1ヶ月10万円~15万円、ルームシェアの場合は1ヶ月4万円~8万円程度の予算を組んでおきましょう。ホテル暮らしをする場合や、バンクーバーなど家賃相場が高い都市、トップシーズンに留学する場合はもう少し多くの費用がかかります。
【留学中】生活費
食費、光熱費、交際費などの用意も必要です。自炊を中心に行うなら1ヶ月2万円~3万円程度ですが、外食の相場は日本より少し高めです。外食中心の生活をするなら1ヶ月3万円~5万円程度用意しておきましょう。
【留学中】交通費
カナダは公共交通機関網が発達しているためバスや電車で通学する人も多いです。1ヶ月定期券を購入する場合、1万円程度必要となります。タクシーを利用する場合は利用料金の10%~15%程度のチップを加算して支払うことを頭においておきましょう。
【留学中】通信費・雑費
日本同様にインターネット環境が整っており、公衆無線LANやWi-Fiも発達しています。しかし、安心できる通信環境を整えるためには自分でモバイルWi-Fiを手配しておきましょう。日本でモバイルWi-Fiをレンタルした場合は月約2万円程度、カナダで大手キャリアを利用したSIMカードの手配を行う場合は、月約1万円程度を見込んでおきます。
主な留学エリアと大学
カナダ留学として特に人気のある地域や学校について紹介していきます。
バンクーバー
大都会らしい高層ビル群と、緑豊かな自然公園が共存するエリアとして、安定して人気があるエリアです。世界各国から移民を受け入れてきた歴史があるため多様な文化が育ち、カナダの公用語である英語やフランス語以外を話す人も多くいます。
ブリティッシュコロンビア大学
UBC(The University of British Columbia)の略称で親しまれる、カナダ西部の名門大学です。規模の大きなマンモス大学であり、38の学位プログラムと261の専攻分野があるため、約160ヶ国から毎年多くの学生が留学してきます。メインであるバンクーバーキャンパスにはカフェ・レストラン・書店・ドラッグストアなどが揃っているため、大きい町のような作りになっています。
公式サイト:https://www.ubc.ca/
ブリティッシュコロンビア工科大学
BCIT(British Columbia Institute of Technology)の略称で親しまれ、コンピューターサイエンスや宇宙工学など、理系科目に特化している実践型大学です。電気工学、建築科学、メカトロニクス、ロボットなどの分野においては企業とのタイアップ研究も盛んに行われています。専門知識や即戦力となる技術で高い評価を得る学生が多く、就職率が非常に高いのも特徴です。
公式サイト:https://www.bcit.ca/
トロント
金融街としても有名で、トロント証券取引所をはじめとして金融・通信・IT産業が盛んなエリアです。カナダで最も人口の多い都市であり、公共サービスも充実しています。しかし、11月頃から気温が下がり始めると、時には氷点下30度を下回る厳しい寒さになる地域でもありますので、留学に行くときの季節や服装には十分注意しましょう。
トロント大学
U of T(University of Toronto)の略称で知られる、カナダで最も歴史の古い総合大学です。博物館や資料館と提携した学問研究が複数実施され、ノーベル賞受賞者を10人輩出するなど世界的に評価の高い大学です。近年はAI(人工知能)分野の研究が盛んに行われ、ディープラーニングやデータマイニングについて学べるコースもあります。キャンパスの建物がカナダの文化遺産として国定史跡に指定されているため、見た目にも美しい大学です。
公式サイト:https://www.utoronto.ca/
ヨーク大学
総合大学ではありますが、カレッジのように各専門分野での学びを極める傾向にあるのがヨーク大学です。法律を学ぶロースクールや、経済を学ぶビジネススクールが有名で、金融街として有名なトロントを本拠地とする学校ならではの勉強ができます。キャンパスは郊外にありますが、大学直結の駅があり、地下鉄網が発達しているため通学に不便はありません。
公式サイト:https://www.yorku.ca/index.html
モントリオール
モントリオールは、近代的なビルが立ち並ぶ街並みと、ヨーロッパ統治時代の名残をとどめ「北米のパリ」と称される石畳の街並みが共存するエリアです。フランス系の移民が多いため英語とフランス語の両方を話せる人が多く、バイリンガルな町としても注目されています。
モントリオール大学
カナダ国立大学であり、ほぼすべての授業がフランス語で行われます。留学のためには、実用フランス語技能検定試験やDELF・DALFなど、フランス語試験で一定の基準を満たす必要があるので、要項をしっかりチェックしておきましょう。学生数も多く、フランス語を使用する大学としてはフランスのパリ大学についで世界2位の規模を誇ります。
公式サイト:https://www.umontreal.ca/en/
マギル大学
カナダ最古の大学であり、「北のハーバード大学」といわれるほどの権威を誇ります。キャンパス内の公用語は英語であり、授業の大半も英語で行われます。ビジネス分野の学びが盛んで、人材マネジメントや経営ノウハウを学ぶことができる学部があるため、国内外のトップ企業で経営を行う人材を多く輩出しています。
公式サイト:https://www.mcgill.ca/
ビクトリア
穏やかで過ごしやすい気候が特徴で、夏は25度前後、冬は3度前後と、暑すぎず寒すぎない環境で学ぶことができます。「インナーハーバー」と呼ばれる港町でもあり、カナダの政治を担うエリアとして知られています。長くイギリス植民地であったエリアでもあるためイギリス文化が強く、ブリティッシュ系博物館も豊富です。
ビクトリア大学
文系学部が盛んな総合大学であり、特に芸術分野での評価が高い傾向にあります。学生の1割程度が留学生であり、留学の受け入れに積極的な大学でもあります。海と自然に囲まれた小高い丘の上にあるキャンパスも特徴で、アクティビティやスポーツを取り入れた留学プログラムも数多く用意されています。
公式サイト:https://www.uvic.ca/
ロイヤルローズ大学
社会人や海外からの留学生についても厳選した受講生を募り、レベルの高い教育を提供しています。少人数制授業が盛んで、プレゼンテーションやディベートなど相互コミュニケーションスタイルでの学びが多く、インターンシップを経験することで単位が与えられるなど、実学を重視する大学でもあります。
公式サイト:https://www.royalroads.ca/
まとめ
カナダ留学はエリアや学校によって学びの範囲も広く、多様な文化の中で質の高い教育を受けられます。留学をすることによって自分は何を学びたいのか、どんな経験を得たいのか、という目的意識をしっかり持ち、プログラムを調べてみましょう。カナダの大学と協定を結んでいる学校を志望校に選ぶなど、留学に力を入れている大学を調べてみることもおすすめです。