法律のスペシャリストや公務員などを目指す人の多くが志望する法学部。大半の総合大学に法学部があり、毎年多くの人が受験します。今回は各大学の偏差値や受験倍率、学費や国家試験の合格率、就職率をランキング形式で紹介します。
法学部受験の傾向と対策
まずは、近年の法学部受験における傾向や対策について解説します。
入試形態が変わってからも安定した人気がある
各種予備校による模試の最新の調査では、志望先に法学部を記入した学生の数は例年と比較して大きな変化はないという結果が出ています。2021年1月からはセンター試験に代わって「大学入学共通テスト」が行われますが、入試形態が変わっても安定して人気のある学部だということが読み取れます。
人気の理由は、法曹界など法律関係の仕事をしたい学生が多いことに加え、官庁や役所などの公務員や、一般企業の法務など、多様なキャリアを描けることが影響しています。
司法試験を目指すかどうかで大学選びが変わる
法学部の受験において考えておきたいのは、司法試験合格を目指すかどうかです。司法試験は、裁判官・検察官・弁護士などを目指す人にとって欠かせない試験ですが、一方で合格する人が29.1%しかいない、超難関試験でもあります。この数値には司法浪人性も含まれていることを考えると、非常に狭き門であることが分かるでしょう。
司法試験にチャレンジする場合、試験の合格実績や学習環境をチェックするのはもちろん、法科大学院への進学も視野に入れて大学選びをする必要があります。
論述・記述対策に時間を割くこと
法学部の受験対策としては、論述・記述対策に時間を割く必要があります。入試形態が変わり、論理的思考能力や読解力、プレゼンテーション能力がより見られるようになりました。
国公立大学法学部 偏差値ランキングTOP5
まずは国公立大学法学部の偏差値ランキングTOP5を紹介します。
1位:東京大学
東京大学文科一類(法学部)の偏差値は、67.5です。
受験のタイミングで学部を選択する多くの他大学と異なり、前期課程終了後に専門分野を選ぶのが特徴です。法学を専攻したい人のほとんどは文科一類を選択します。
東大が所有する法学部研究室図書室は、法学・政治学に特化した専門図書館で、国内最大規模の82万冊を所蔵しています。
2位:一橋大学
一橋大学法学部の偏差値は、67.5です。
1~2年次に法学と国際関係分野を並行して学び、3年進学時に法学コースまたは国際関係コースを選択するのが特徴です。
大学院との合併科目を履修できたり、グローバルに活躍できる法律専門家を養う「法学部グローバル・リーダーズ・プログラム(GLP)」を開設していたり、より発展的な内容を学びたい学生が集まっています。
3位:京都大学
京都大学法学部の偏差値は、67.4です。
京都大学は、明治32年(1899年)に創設した「京都帝国大学法科大学」に源流を置き、それから100年以上に渡って法学の専門家を輩出し続けています。
法学を勉強する意義や歴史に重きを置いて学ぶ一方で、高度化・複雑化・国際化している日本の司法制度に対応し、先端的な法律問題を解決できる人材を養います。
4位:筑波大学
筑波大学社会・国際学群の偏差値は、65.0です。
「学部」ではなく「学群」で専門を分けている筑波大学では、「社会・国際学群」において法学の授業が行われます。
基本的な法に対する理解を深めることと、社会に出てから活用できる法体系を学ぶことの両方を重視し、法的議論を活発に行っています。特に少人数形式で行われるゼミナール授業では、法学の枠に囚われず社会全体に関して広い視野で考察する力を身に付けます。
5位:大阪大学
大阪大学法学部の偏差値は、65.0です。
法情報学、知的財産法、ロイヤリング講義など先進的な科目を続けて開講し、伝統的な法学カリキュラムだけではない学びを追求できるのが特徴です。
また、公平性と正義の感覚を在学中に身に付け、よりよい社会の建設と維持に役立つ人材を育てようというビジョンを持っています。卒業後に法曹界や学界に進む人も多く、人々の生活を支えています。
私立大学法学部 偏差値ランキングTOP5
私立大学法学部の偏差値ランキングTOP5を紹介します。
1位:慶応義塾大学
慶応義塾大学法学部の偏差値は、67.5です。
アメリカ・イギリス・ドイツ・フランスなど世界各国の法学を学べるのが特徴で、宗教・思想・文化に合わせて法が変わる楽しさを実感できます。
また、法律学と政治学を横断的に学べるカリキュラムを豊富に用意しており、インターナショナルな舞台で活躍できるスペシャリストを育てます。
2位:国際基督教大学
国際基督教大学教養学部の偏差値は、67.5です。
国際基督教大学は1学部体制(教養学部のみ)を採用しており、学科や専攻の枠に囚われない教育が受けられます。3年進学に「メジャー選択」が行われ、法学や政治学をはじめとする法律関係の勉強を専門分野として選べます。
また、専門分野を1つだけ極めるという方法に加え、専門分野を2つ選ぶダブルメジャー、メインの専門分野とサブの専門分野を選ぶメジャーマイナーという専攻方法もあります。
3位:早稲田大学
早稲田大学法学部の偏差値は、67.0です。
授業内で法律を学ぶ機会に恵まれているだけでなく、学生による自主活動として行われている法律サークルの数が多いのが特徴です。学術院公認のものだけでも20を超える団体があるため、活発で積極的な議論が行われており、講義以外の場でも学びを深めることができます。
4位:同志社大学
同志社大学法学部の偏差値は、60.0です。
卒業後に目指す道に合わせて科目選択しやすい環境が整っており、4種類の履修モデルが用意されています。「法曹モデル」「公務員モデル」「企業法務モデル」「基礎法学モデル」に分かれており、将来像がある程度定まっている学生に適した体制になっています。
5位:学習院大学
学習院大学法学部の偏差値は、60.0です。
法学科では根拠に基づいて分析したりルールを考えたりできるリーガルマインドを身に付けることを、政治学科では問題発見力と課題解決力に焦点を当てて主体的に行動できることを目的に学びを深めます。
海外留学制度やTOEICの受験サポート制度が整っているのも特徴で、グローバルに活躍したい学生の背中を押してくれます。
倍率が高い国公立大学法学部(前期)ランキングTOP5
倍率が高い国公立大学法学部(前期)のランキングTOP5を紹介します。
1位:東京大学
東京大学文化一類(法学部)(前期)の倍率は、3.5倍です。
受験のタイミングで学部を選択する多くの他大学と異なり、前期課程終了後に専門分野を選ぶのが特徴です。法学を専攻したい人のほとんどは文科一類を選択します。
東大が所有する法学部研究室図書室は、法学・政治学に特化した専門図書館で、国内最大規模の82万冊を所蔵しています。
2位:京都大学
京都大学法学部(前期)の倍率は、3.5倍です。
京都大学は、明治32年(1899年)に創設した「京都帝国大学法科大学」に源流を置き、それから100年以上に渡って法学の専門家を輩出し続けています。
法学を勉強する意義や歴史に重きを置いて学ぶ一方で、高度化・複雑化・国際化している日本の司法制度に対応し、先端的な法律問題を解決できる人材を養います。
3位:東京都立大学
東京都立大学法学部(前期)の倍率は、3.3倍です。
学生一人ひとりの能力を伸ばすことに重きを置き、少人数制授業を中心に展開しており、教員と学生が直接対話を重ねることで新しい発見ができるように工夫されています。
また、都庁や官公庁職員・法曹界の第一人者によるオムニバス形式の講義もあり、実務上の素質を養える機会にも恵まれています。
4位:一橋大学
一橋大学法学部(前期)の倍率は、2.9倍です。
1~2年次に法学と国際関係分野を並行して学び、3年進学時に法学コースまたは国際関係コースを選択するのが特徴です。
大学院との合併科目を履修できたり、グローバルに活躍できる法律専門家を養う「法学部グローバル・リーダーズ・プログラム(GLP)」を開設していたり、より発展的な内容を学びたい学生が集まっています。
5位:大阪大学
大阪大学法学(前期)の倍率は、1.7倍です。
法情報学、知的財産法、ロイヤリング講義など先進的な科目を続けて開講し、伝統的な法学カリキュラムだけではない学びを追求できるのが特徴です。
また、公平性と正義の感覚を在学中に身に付け、よりよい社会の建設と維持に役立つ人材を育てようというビジョンを持っています。卒業後に法曹界や学界に進む人も多く、人々の生活を支えています。
倍率が高い国公立大学法学部(後期)ランキングTOP5
同じく、倍率が高い国公立法学部(後期)のランキングTOP5を紹介します。
1位:京都大学
京都大学法学部(後期)の倍率は、5.0倍です。
京都大学は、明治32年(1899年)に創設した「京都帝国大学法科大学」に源流を置き、それから100年以上に渡って法学の専門家を輩出し続けています。
法学を勉強する意義や歴史に重きを置いて学ぶ一方で、高度化・複雑化・国際化している日本の司法制度に対応し、先端的な法律問題を解決できる人材を養います。
2位:神戸大学
神戸大学法学部(後期)の倍率は、4.9倍です。
学生が希望する多様な進路目標に対応するために、「司法コース」「企業・行政コース」「政治・国際コース」の3コースが用意されています。知識や知見を得るだけでなく、実社会で欠かせないコミュニケーションスキルの養成を念頭に、少人数制授業による相互コミュニケーションを重視した授業を行います。
3位:広島大学
広島大学法学部(後期)の倍率は、4.9倍です。
「公共制作プログラム」「ビジネス法務プログラム」「法曹養成プログラム」の3つのプログラムが用意されています。
1年次から自発的な学びを促し、リーガルマインドを身に付けてもらうため、ゼミが行われます。
4位:九州大学
九州大学法学部(後期)の倍率は、4.4倍です。
司法書士会や行政書士会と連携した「司法研修セミナー」や、紛争管理研究センターと連携した「調停トレーニング」など、実学を中心に学べるのが特徴です。
また、新しい時代の要請に応えられる人材を育てるべく、2015年から英語力を重視した「GV(Global Vantage)プログラム」も始まっています。
5位:北海道大学
北海道大学法学部(後期)の倍率は、4.4倍です。
実生活と法律の結びつきに目を向け、政治や経済についても学びを広げながら社会全体への理解を深められるのが特徴です。
法テラスや日弁連業務に関する説明会、企業内法務の実務課との交流会などさまざまなイベントが開催されているのも特徴で、進路を見据えた着実な学びができるでしょう。
倍率が高い私立大学法学部ランキングTOP5
次に、倍率が高い私立大学法学部のランキングTOP5を紹介します。
1位:慶応義塾大学
慶応義塾大学法学部の倍率は、6.9倍です。
アメリカ・イギリス・ドイツ・フランスなど世界各国の法学を学べるのが特徴で、宗教・思想・文化に合わせて法が変わる楽しさを実感できます。
また、法律学と政治学を横断的に学べるカリキュラムを豊富に用意しており、インターナショナルな舞台で活躍できるスペシャリストを育てます。
2位:早稲田大学
早稲田大学法学部の倍率は、6.0倍です。
授業内で法律を学ぶ機会に恵まれているだけでなく、学生による自主活動として行われている法律サークルの数が多いのが特徴です。学術院公認のものだけでも20を超える団体があるため、活発で積極的な議論が行われており、講義以外の場でも学びを深めることができます。
3位:中央大学
中央大学法学部の倍率は、5.1倍です。
「法の中央」と呼ばれている通り、法学部を目指す学生から毎年高い人気を誇っています。
法職研究室に所属して司法試験合格を目指す学生や、経理研究所に所属して会計士試験合格を目指す学生しか入れない「炎の塔」と呼ばれる専門設備があり、質の高い授業と十分な学習環境を確保できます。
4位:上智大学
上智大学法学部の倍率は、4.9倍です。
「法曹コース」「英語による特修コースAQUILA( アクィラ)」「法学部特設・海外短期研修プログラム」などカリキュラムに特色があり、それぞれが目指す進路に合わせて学べます。
また、法学部では珍しく「地球環境法学科」を置き、環境問題を総合的に捉えることを目的とした勉強ができる学科もあります。
5位:同志社大学
同志社大学法学部の倍率は、4.5倍です。
卒業後に目指す道に合わせて科目選択しやすい環境が整っており、4種類の履修モデルが用意されています。「法曹モデル」「公務員モデル」「企業法務モデル」「基礎法学モデル」に分かれており、将来像がある程度定まっている学生に適した体制になっています。
司法試験合格率(法科大学院)が高い大学ランキングTOP5
次に、司法試験合格率(法科大学院)のランキングTOP5を紹介します。
1位:京都大学
京都大学法科大学院の司法試験合格率は、62.7%です。
京都大学は、明治32年(1899年)に創設した「京都帝国大学法科大学」に源流を置き、それから100年以上に渡って法学の専門家を輩出し続けています。
法学を勉強する意義や歴史に重きを置いて学ぶ一方で、高度化・複雑化・国際化している日本の司法制度に対応し、先端的な法律問題を解決できる人材を養います。
2位:一橋大学
一橋大学法科大学院の司法試験合格率は、59.8%です。
1~2年次に法学と国際関係分野を並行して学び、3年進学時に法学コースまたは国際関係コースを選択するのが特徴です。
大学院との合併科目を履修できたり、グローバルに活躍できる法律専門家を養う「法学部グローバル・リーダーズ・プログラム(GLP)」を開設していたり、より発展的な内容を学びたい学生が集まっています。
3位:東京大学
東京大学法科大学院の司法試験合格率は、56.3%です。
受験のタイミングで学部を選択する多くの他大学と異なり、前期課程終了後に専門分野を選ぶのが特徴です。法学を専攻したい人のほとんどは文科一類を選択します。
東大が所有する法学部研究室図書室は、法学・政治学に特化した専門図書館で、国内最大規模の82万冊を所蔵しています。
4位:慶応義塾大学
慶応義塾大学法科大学院の司法試験合格率は、50.7%です。
アメリカ・イギリス・ドイツ・フランスなど世界各国の法学を学べるのが特徴で、宗教・思想・文化に合わせて法が変わる楽しさを実感できます。
また、法律学と政治学を横断的に学べるカリキュラムを豊富に用意しており、インターナショナルな舞台で活躍できるスペシャリストを育てます。
5位:愛知学院大学
愛知学院大学法科大学院の司法試験合格率は、42.9%です。
法曹界で活躍している人を呼んで講演会が行われたり、法学会主催の学生法律討論会が行われたり、コミュニケーション形式で幅広く学んでいくのが特徴です。2020年4月に名城公園キャンパスへ移転したばかりで、新しい設備のなか勉強ができるのも大きなメリットです。
司法試験合格率(予備試験)が高い大学ランキングTOP5
同様に、司法試験合格率(予備試験)のランキングTOP5を紹介します。
1位:東京大学
東京大学の予備試験合格率は、13.0%です。
受験のタイミングで学部を選択する多くの他大学と異なり、前期課程終了後に専門分野を選ぶのが特徴です。法学を専攻したい人のほとんどは文科一類を選択します。
東大が所有する法学部研究室図書室は、法学・政治学に特化した専門図書館で、国内最大規模の82万冊を所蔵しています。
2位:一橋大学
一橋大学の予備試験合格率は、8.4%です。
1~2年次に法学と国際関係分野を並行して学び、3年進学時に法学コースまたは国際関係コースを選択するのが特徴です。
大学院との合併科目を履修できたり、グローバルに活躍できる法律専門家を養う「法学部グローバル・リーダーズ・プログラム(GLP)」を開設していたり、より発展的な内容を学びたい学生が集まっています。
3位:大阪市立大学
大阪市立大学の予備試験合格率は、7.7%です。
弁護士や裁判官など法曹を目指す学生が多い「司法コース」で勉強した学生が大半で、法律の知識はもちろん、法的・政治学体思考能力を養うためにディベート講義が実施されています。
「都市で学ぶ、都市から学ぶ」をテーマに、市民のための法律家を養成することを意識している大学です。
4位:千葉大学
千葉大学の予備試験合格率は、7.8%です。
法律・判例・文献などのデータベースを自由に検索できる「ローライブラリー」や「LLI統合型法律情報システム」があり、学部生のうちから法科大学院生や実務家と合同で学べる環境も整っています。
司法試験合格を目指して大学を選ぶ学生から、毎年高い人気を得ています。
5位:慶応義塾大学
慶応義塾大学の予備試験合格率は、6.8%です。
アメリカ・イギリス・ドイツ・フランスなど世界各国の法学を学べるのが特徴で、宗教・思想・文化に合わせて法が変わる楽しさを実感できます。
また、法律学と政治学を横断的に学べるカリキュラムを豊富に用意しており、インターナショナルな舞台で活躍できるスペシャリストを育てます。
就職率の高い法学部ランキングTOP5
次に、就職率の高い法学部ランキングTOP5を紹介します。
1位:日本文化大学
日本文化大学の就職率は、98.6%です。
法曹界だけでなく警察官採用に大きな強みを持っているのが特徴で、警視庁・県警・自衛官を始め、官公庁や市役所などにも多数の就職実績を持っています。
公務員や各種国家試験受験志望者向けの「公共コース」に加え、警察官や消防官志望者向けの「法心理コース」を開講しています。
2位:京都女子大学
京都女子大学の就職率は、96.5%です。
特に法学部法学科は就職率100%を誇り、金融・保険業をはじめとして卸売や小売、サービス業界に多くの人材を輩出しています。
また、京都女子大学院や、関西近郊の大学院に進学する学生も複数います。
3位:常葉大学
常葉大学の就職率は、94.9%です。
静岡県内全域に広がる就職ネットワークを持ち、県内の就職率が82.6%と高い水準になっています。
また、法学部の就職率は大学全体の平均よりも高く、1年次の早期からキャリアガイダンスが始まります。
4位:平成国際大学
平成国際大学の就職率は、93.2%です。
サービス業と卸・小売業が就職先の半分近くを占め、医療・福祉や公務員を目指す学生が多いのが特徴です。
就職支援プログラムとは別に公務員試験合格支援プログラムがあり、専用の学習室や少人数の専門クラス授業が用意されています。
5位:東北大学
東北大学の就職率は、92.9%です。
法学部卒業生の最も割合の高い就職先は公務員であり、入学してすぐの段階から多くの公務員試験対策講座を受講できるのが強みとして表れています。その他、金融・保健や情報通信業へ就職する学生が多いです。
学費が安い私立法学部ランキングTOP5
次に、学費が安い私立大学法学部のランキングTOP5を紹介します。
1位:北海学園大学
北海学園大学の学費(4年間)は、約416万円です。
1年次における「入門講義」「基礎講義」を経て、2年次以降の「専門講義」「応用講義」へと進むステップ式のカリキュラムを展開しており、法学への確実な理解に重きを置いた学びを追求できます。
また、NPO団体や行政・民間企業へのインターンシップ斡旋も積極的に行っています。
2位:東京都立大学
東京都立大学法学部の学費(4年間)は、約459万円です。
学生一人ひとりの能力を伸ばすことに重きを置き、少人数制授業を中心に展開しており、教員と学生が直接対話を重ねることで新しい発見ができるように工夫されています。
また、都庁や官公庁職員・法曹界の第一人者によるオムニバス形式の講義もあり、実務上の素質を養える機会にも恵まれています。
3位:東洋大学
東洋大学法学部の学費(4年間)は、約541万円です。
論理的思考能力と問題解決能力を育てる「法律学科」、企業活動をするうえで欠かせない法律の視点を育てる「企業法学科」に加え、夕方から開講する「法律学科イブニングコース」を備えています。
法律を通して社会と人間を見据え、多角的に法を活かせる人材を育成します。
4位:日本大学
日本大学法学部の学費(4年間)は、約563万円です。
法学や政治学の知識を実社会に活かすべく、大学院・短期大学部・通信教育部と連携した相互履修制度を採用しているのが大きな特徴です。
学部や学問の枠にとらわれない横断型の授業を展開することで、物事を多角的に捉える力を育てます。
5位:大阪市立大学
大阪市立大学の学費(4年間)は、約579万円です。
弁護士や裁判官など法曹を目指す学生が多い「司法コース」で勉強した学生が大半で、法律の知識はもちろん、法的・政治学体思考能力を養うためにディベート講義が実施されています。
「都市で学ぶ、都市から学ぶ」をテーマに、市民のための法律家を養成することを意識している大学です。
まとめ
法律をはじめとする社会のルールの成り立ちに興味を持ち、現代社会においてどう活用していけばいいか学びたい学生は多いものです。国際社会が進むと共に、国や地域に限定せず世界の法について考えなくてはいけないシーンも多く出てくるでしょう。複数の大学のオープンキャンパスを体験し、自分の将来や入学後の生活を思い描きながら大学選びを進めていきましょう。