【2022年度】大学入学共通テストの日程は?出願期限や手続きなど詳しく解説

Edv Magazine 編集部

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【2022年度】大学入学共通テストの日程は?出願期限や手続きなど詳しく解説

総合型選抜や学校推薦型選抜など一部の選抜受験を除き、大学受験を目指すほとんどの学生が「大学入学共通テスト」を受験します。まずは日程や会場を把握し、締切に間に合うよう出願・準備していきましょう。

今回は、2022年度の大学入学共通テストの日程や出願手続きまで、詳しく解説します。直前になって慌てることのないよう、早めにリサーチして計画的に受験対策しましょう。

大学入学共通テスト概要

まずは2022年度の大学入学共通テストの概要を確認していきましょう。

日程

2022年度の大学入学共通テストは、2022年1月15日(土)~16日(日)に実施されます。日程ごとに実施される科目が異なるため、注意しておきましょう。また、追試・再試験は2022年1月29日(土)~30日(日)に実施されます。

【1日目の受験科目】

  • 世界史A
  • 世界史B
  • 日本史A
  • 日本史B
  • 地理A
  • 地理B
  • 現代社会
  • 倫理
  • 政治・経済
  • 倫理、政治・経済
  • 国語
  • 英語
  • ドイツ語
  • フランス語
  • 中国語
  • 韓国語

【2日目の受験科目】

  • 物理基礎
  • 化学基礎
  • 生物基礎
  • 地学基礎
  • 物理
  • 化学
  • 生物
  • 地学
  • 数学Ⅰ
  • 数学Ⅰ・A
  • 数学Ⅱ
  • 数学Ⅱ・B
  • 簿記・会計
  • 情報関係基礎

検定料

検定料は、3教科以上受験する場合は18,000円、2教科以下受験する場合は12,000円です。

成績通知を希望する場合は、3教科以上は18,800円、2教科以下は12,800円になりますので、併せて検討しておきましょう。必要な教科数は進路によって変わるため、早めに志望校を選定しておくことが大切です。

試験会場

大学入学共通テストは、47都道府県で実施されます。会場を選ぶことはできず、通学している学校もしくは自宅から近い場所が指定されますので、受験票を見て判断しましょう。

多くの場合、大学もしくは短期大学などで行われるので、気になる場合は近くの大学を予めチェックしておくことをおすすめします。

大学入学共通テストに関するスケジュール一覧

ここからは、出願から成績通知に至るまで、大学入学共通テストに関するスケジュールを一覧にして紹介します。

期限までに願書を提出し、到着した受験票を持参して当日試験会場に出向くまでが一連の流れです。視力や聴力による配慮事項がある場合や、車椅子や専用の照明器具が必要な場合は、忘れずに配慮事項の申請をしておきましょう。

引用:独立行政法人大学入試センター「受験案内」

出願〜受験票の送付

出願2021年9月27日(月)~10月7日(木)※当日消印有効
検定料等の払込2021年9月1日(水)~10月7日(木)
配慮事項の申請2021年8月2日(月)~10月7日(木)
登録内容の訂正2021年11月4日(木)まで
確認はがきの送付2021年10月27日(水)まで
受験票の送付2021年12月15日(水)まで

本試験〜成績通知

【本試験】試験日2022年1月15日(土)・16日(日)
【本試験】正解等の発表2022年1月15日(土)・16日(日)
【本試験】平均点等の中間発表2022弁1月19日(水)予定
【本試験】成績発表2022年1月21日(金)予定
【追試験】試験日2022年1月29日(土)・30日(日)
【追試験】正解等の発表2022年1月29日(土)・30日(日)
【追試験】平均点等の最終発表2022年2月7日(月)予定
成績通知表の送付2022年4月1日(金)以降※出願時に希望した者のみ

大学入学共通テストの出願方法

次に、大学入学共通テストの出願方法を解説します。書類の不備や記載事項の抜け・漏れがないか複数人でチェックし、期限内に提出できるよう早めの準備をしておきましょう。

受験案内を入手する

まずは、受験案内を入手します。現役生であれば、高校を経由して入手するのが最も手軽な方法です。

浪人生や社会人受験生は、大学入試センターのホームページから申請して郵送してもらうか、大学の窓口に出向いて直接受け取るのがよいでしょう。

志願表を作成する

受験案内に同封されている志願表に以下のような項目を記載します。

  • 住所、氏名、年齢、性別などの基本事項
  • 高校学校等コード
  • 受験科目
  • 成績通知希望の有無

受験科目に記載漏れがあった場合、当日受験できない可能性が出てしまいますので、保護者や教師の手を借りながらダブルチェックしていきましょう

必要に応じて資格証明書を集める

現役生であれば、学校長が一括で証明してくれるため、資格証明書の準備は要りません。その他の受験生は、資格証明書を添付する必要があります。

例えば、浪人生や社会人受験生の場合、高校の卒業証明書が必要です。また、高卒認定に合格した人は合格証明書のコピーを、海外の高校を卒業した人は修了証(もしくは終了見込み証)を添付します。

受験料の払い込みをする

出願する科目が決定し次第、ゆうちょ銀行もしくは郵便局窓口、もしくは特定の銀行窓口にて受験料を払い込みます。

コンビニやATMなどでは受理できないため、早朝・深夜の払い込みはできません。窓口の営業時間に気を付けながら、ギリギリになって慌てることのないよう早めに対応しておきましょう。

学校経由もしくは郵送で出願する

全ての書類と受験料払込証明書が整い次第、大学入試センターに出願します。

現役生であれば、受験を希望する人の分を取りまとめて郵送してくれますので、自身の在籍校に提出しましょう

それ以外の場合は、大学入試センターに直接郵送します。郵送する場合は「簡易書留郵便で送ること」と指定されていますので、必ず郵便窓口で受領証をもらいましょう。

誤りがあれば登録内容の訂正をする

万が一出願内容に謝りがあった場合、期限内に登録内容の訂正を行います。

また、ごく稀ではありますが出願した内容と届いた確認はがきの内容が異なっている可能性もあるため、確認はがきが届き次第速やかに内容をチェックしましょう

「受験したい科目が受けられなくなってしまった」「住んでいる場所から大きく離れた受験会場を指定されてしまった」ということのないよう、二重三重に確認することをおすすめします。

出願後の手続き

最後に、出願が無事に完了してから受験当日までの流れを解説します。ここまで完了すれば後は科目別の対策に集中するのみとなりますので、最後まで気を抜かず手続きをしていきましょう。

登録内容をもう一度確認する

確認はがきに記載された内容を十分にチェックしておくことが大切です。期限ギリギリになって出願した場合、確認はがきが届いてから登録内容を訂正するまでの時間は1週間程度しかありません

いかに早く気づいて修正を申し出るかがカギとなりますので、出願が完了したからと安心しきることのないよう意識しておきましょう。

受験票及び写真票に写真を貼付する

受験票が届き次第、受験票及び写真票に顔写真を貼付します。4cm×3cmの一般的なサイズであるため、証明写真ボックス等で簡単に撮影できます。また、自宅で撮影したものをコンビニ等でフォト用紙に印刷して使用することもできるため、自分にとって楽な方法を選びましょう。

ただし、写真を貼り忘れたまま当日を迎えてしまった場合、試験が受けられなくなる可能性があります。当日の朝になって写真をプリントすることのないよう、受験票が届いたらすぐに準備しておくことが理想です。

試験会場までの道順を確認する

試験会場となる大学や高校は、普段行ったことのない場所である可能性も高いです。会場までの道順を確認し、迷うことなく到着できるよう予行練習しておきましょう。

また、雨や雪の影響で道が渋滞したり、人身事故や車両点検などのトラブルが起きて電車が遅延したりするリスクを考え、早めに家を出ておくことが大切です。前日は緊張する気持ちを抑えて早めに布団に入り、体調も含めて万全の状態で臨めるよう工夫しておきましょう。

まとめ

2022年度の大学入学共通テストは、2022年1月15日(土)~16日(日)に実施されます。出願期限は2021年10月7日(木)であるため、余裕を持って書類を作成しておきましょう。

受験に向けた学習スケジュールを整えておくことはもちろん、体調管理も意識し、試験に集中できるようにするのがよいですね。

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